シャープの除加湿空気清浄機「KI-ND50」を購入しようと思ってるけど、実際どうなのか気になる。使い方や使用感など利用者の声が聞きたい!
このような方向けの記事になります。
除加湿空気清浄機の購入する方でシャープ「KI-ND50」の購入を検討する方は多いと思いますが、「しっかり除湿できるのか?」など気になる方も多いはず。
そこで本記事では実際にシャープ「KI-ND50」を使用している僕が使い方や実際の使用感などを徹底レビューしていきます!
もくじ
購入して6ヶ月が経ちましたが、感想としては「大満足」です。今まで気になっていた部屋の湿気などの空気問題を全て解決してくれました。
除加湿空気清浄機の中でも価格も抑えられていてコスパも高いと思いますので、これから「KI-ND50」の購入を考えている方は参考にしてみてください。
シャープ「KI-ND50」の基本情報・電気代をサクッと解説
SHARP(シャープ)の空気清浄機です。
プラズマクラスター25000で加湿・除湿機能を搭載したモデル。
加湿も除湿もできるので、これ1台で部屋の空調を整えることができます。
「KI-ND50」の基本情報
浄化方法 | プラズマクラスター25000 |
---|---|
プラズマクラスター適用面積 | 約10畳 |
除湿方式 | コンプレッサー方式 |
加湿方式 | 気化方式 |
運転モード |
空気清浄 衣類乾燥 加湿空気清浄 除湿空気清浄 |
電気代(1時間) |
空気清浄:約0.12〜1.8円 加湿空気清浄:約0.12〜1.8円 除湿空気清浄:約4.7〜5.7円 |
重要な部分だけ上の表にまとめました。
詳しくは「KI-ND50」の公式サイトに記載されているので、気になる方は確認しましょう。
「KI-ND50」の電気代の早見表
1時間 | 24時間 | 1ヶ月(31日) | |
---|---|---|---|
空気清浄 | 約0.12〜1.8円 | 約2.88〜43.2円 | 約89.3〜1339.2円 |
加湿空気清浄 | 約0.12〜1.8円 | 約2.88〜43.2円 | 約89.3〜1339.2円 |
除湿空気清浄 | 約4.7〜5.7円 | 約112.8〜136.8円 | 約3496.8〜4240.8.8円 |
電気代は「弱・中・強」によって変わります。
一番気になる電気代ですが、空気清浄で加湿空気清浄は1ヶ月つけっぱなしでも約89.3〜1339.2円くらいなので1年中付けたままでいいのかなと思います。
一方で除湿空気清浄ですが、こちらは1ヶ月つけっぱなしだと約3496.8〜4240.8.8円とかなり電気代が発生します。
とはいえ「KI-ND50」にはデジタル湿度計が搭載されているので、湿度が異常に高い時のみ使用するなど意識すれば許容範囲なのかなと。
シャープ「KI-ND50」の到着・開封・設置
Amazonのお急ぎ便で購入して翌日に到着しました。
それでは早速開封していきましょう!
到着:購入後大きめに段ボールで到着
製品名が記載された段ボールで到着しました。
引っ越しの際に重宝しそうなので、捨てずに保管してます。
開封:内容物はシンプル
同梱物はシンプルでした。
ゴチャゴチャしてなくて助かりますね。
内容物は下記の通り。
- 「KI-ND50」本体
- 初期設定の注意事項
- 説明書
- フィルターの保護シート
使ってないですが、おまけでフィルターの保護シートが付いていました。掃除が楽になるそうですが僕は面倒で貼ってないです。
フィルターの保護フィルムを取る
購入時は背面の保護フィルターにフィルムが付いてるので取りましょう。フィルター背面のカバーを外すことがで取り外せます。
詳しくは初期設定の注意事項に書いてあるので、確認してみてください。
設置:スマートでかっこいい
こんな感じで設置しました。
スマートでかっこいいですね。
シャープの空気清浄機は総じてお洒落なので、個人的にかなり気に入っています。
シャープ「KI-ND50」の6つの使い方
こちらでは「KI-ND50」の使い方を解説していきます。使い方はシンプルなのでサクッと解説します。
使い方はザックリ下記の通り。
- 使い方①:空気清浄
- 使い方②:除湿空気清浄
- 使い方③:衣類乾燥
- 使い方④:風量を調整
- 使い方⑤:切タイマー機能
- 使い方⑥:チャイルドロック機能
順番に解説していきます。
使い方①:空気清浄
一般的なモードですね。
基本的に空気清浄にしておけば問題なし。
加湿機能は自動で動く
加湿も「空気清浄」のモードで自動的に動きます。
横のタンクに水を入れられるので、ここに水を入れておくことで自動的に加湿してくれる仕様。
加湿が必要ない場合はタンクに水を入れずに空にしておきましょう。
使い方②:除湿空気清浄
次に使うのが「除湿空気清浄」ですね。
モードのボタンを押すことで切り替えできます。
湿度を確認できる
上の画像のように湿度はデジタルで確認可能。
室内で快適な湿度は40~60%と言われているので、これよりも高い場合に付けるようにしております。
使い方③:衣類乾燥
次に「衣類乾燥」です。
室内干しをする際に使います。
扇風機と違うところはプラズマクラスターの空気を送れることですね。
プラズマクラスターには消臭やカビの予防などにも効果があるとのことで、扇風機よりも優秀です。
スイングの向きを変更可能
風の向きを変えることもできます。
ボタンを押すことで切り替えできるので簡単。
使い方④:風量を調整
各モードの風量も調整できます。
調整できるのは「弱・中・強・自動・花粉・おやすみ」の6つです。
僕は基本的に「自動」に設定しています。
明らかに臭いがキツイ時などには、一時的に「強」などにする使い方が個人的にいいかなと。
使い方⑤:切タイマー機能
切タイマー機能もあります。
こちらは「切タイマー」ボタンを押すことで設定可能。
操作は直感的なので、切タイマーボタンを押すことですぐに近いできると思います。
使い方⑥:チャイルドロック機能
最後にチャイルドロック機能。
子どもが触っても大丈夫なようにボタンをロックできます。
電源ボタン以外の操作をロックします。
解除する場合は「切タイマー」を再度3秒間長押ししましょう。
シャープ「KI-ND50」の基本的なお手入れ方法
使用していく上で定期的にメンテナンスは必要なりますので、こちらでは「KI-ND50」の基本的なお手入れ方法を解説します。
お手入れは主に下記の4つ。
- お手入れ①:タンクの掃除
- お手入れ②:背面パネルの掃除
- お手入れ③:フィルターの掃除
- お手入れ④:イオンユニットの掃除・交換
ザックリと解説します。
詳しいお手入れ方法は公式サイトでも確認できるので確認してみてください。
お手入れ①:タンクの掃除
一番頻度の多いのがタンクの掃除。
加湿・除湿で使用する水の管理が必要です。
主に必要なお手入れは下記の通り。
- 加湿:水がなくなったら入れる/フィルターの掃除
- 除湿:溜まった水を捨てる
こんな感じ。
加湿機能は水を入れることで作動するので、不要な場合は水をいれなくてOKです。
タンクの詳しい掃除方法は公式で詳しく解説されているので、確認してみてください。
»タンクの掃除の詳細はこちら
また加湿フィルターは消耗品となります。
使用頻度によると思いますが、約1〜2年で交換と記載があるので加湿機能を使う方で「加湿力が落ちたな」と感じましたら、交換しましょう。
お手入れ②:背面パネルの掃除
次の頻度が多いのが背面パネル。
ここに埃が溜まるので、掃除機などで掃除します。
しばらく「KI-ND50」を使用していると本体のお手入れランプが光ので、その都度掃除するで大丈夫かと。
»詳しい背面パネルの掃除方法はこちら
お手入れ③:フィルターの掃除
次がフィルターの掃除。
背面パネルを開けるとフィルターがあります。
こちらは水洗い禁止です。
掃除機などでゴミを掃除します。
»詳しいフィルターの掃除方法はこちら
またフィルターに寿命があり、交換目安は2年になりますので「消臭力が落ちたな?」と感じたら替えのフィルターを購入しましょう。
お手入れ④:イオンユニットの掃除・交換
最後にイオンユニットの掃除。
こちらの目安は6ヶ月に1回です。
イオンユニット本体右側の上の方にあります。
電源を切った後に取り外し掃除します。
»詳しいイオンユニットの掃除・交換方法はこちら
イオンユニットはプラズマクラスターを生成する重要なパーツで、2年毎に買い替える必要がありますので替えを用意しておくのがいいでしょう。
シャープ「KI-ND50」を半年間使用してみた感想
最後にシャープ「KI-ND50」を実際に半年間使ってみて感じたことを解説します。
使ってみた感想としては下記の通り。
- 感想①:除湿機能が神機能
- 感想②:部屋のカビが消えた
- 感想③:部屋の臭いも改善された
- 感想④:キャスター付なので移動が簡単
- 感想⑤:除湿機能は騒音が多め
主に除湿機能に感激してます。順番に詳しく書いていきます。
感想①:除湿機能が神機能
除湿空気清浄が神機能です。
部屋の湿度をがっつり下げてくれます。
僕の住環境は下記のように湿度に悩まされてきました。
- 木造賃貸の1階で湿度が異常に高い
- 湿度が高すぎて部屋がカビる
- 湿度が高すぎてモノに白カビが生える
- 何かジメジメしてて気持ち悪い
こんな感じ。
引っ越して3ヶ月ほど経過したときに、部屋の湿度の異常さに気づき除湿機能付きの「KI-ND50」を購入しました。
現在は「KI-ND50」のおかげで、部屋の湿気問題は解消済み。湿気に悩んでいる方や僕のように賃貸で湿気に苦しんでいる方は買いだと思います。
感想②:部屋のカビが消えた
部屋のカビが消えました。
部屋の湿度が高いとカビが発生するんですよね。
カビが活動し始めるのは、湿度60%を超えるあたりからといわれています。湿度70%の状態が続くと数ヵ月、80%以上が続くと数週間でカビが発生するともいわれます。カビを防ぐには、湿度60%以下をキープしておきたいところです。
「Air lab JOURNAL」から引用
上記は引用なのですが、湿度60%以上が続くとカビが発生しやすいとのこと。
購入前:部屋の湿度が70%以上あった・・・
初めて「KI-ND50」の電源をいれた時の湿度。
72%もありました・・・。カビが発生するわけだ。
今までの人生で湿気に悩まされたことがなかったので、完全になめてましたよ。乾燥も嫌ですが、湿気はもっと嫌いになりました(笑)
購入後:1時間の除湿で50%台まで下がった
「KI-ND50」の除湿空気清浄で1時間ほど運転すると湿度は50%台まで下がりました。
エアコンの除湿機能よりも圧倒的に除湿できたので、かなり優秀です。デジタル湿度計も付いてるので60%を超えた際は除湿空気清浄に切り替えるようにしています。
こんな感じで部屋のカビ問題は解決しました。
感想③:部屋の臭いも改善された
部屋の臭いも改善されました。
プラズマクラスターの効果が実感できてます。
プラズマクラスターの効果
菌やウイルスに対し、表面の細胞膜のタンパク質を切断して分解・除去。またイヤなニオイ成分 を分解・除去し、気にならないレベルまで消臭。付着ニオイ原因菌の作用も抑制します。
SHARP「プラズマクラスターの効果」から引用
引っ越しをしてから部屋に染み付いた臭いが気になっていたのですが、それも改善されました。臭いが溜まりやすい部屋なので「KI-ND50」は効果抜群
僕の場合は24時間付けっぱなしで使用しているので、帰宅した際も不快感がなく満足しています。
空気清浄はメインの機能なので、流石プラズマクラスターですね。
感想④:キャスター付なので移動が簡単
「KI-ND50」にはキャスターが付いているの移動が楽です。以下のように地味に動かすことが多いんですよね。
- 衣類乾燥で洗濯物の下に移動する時
- 部屋の掃除する時
- 部屋の模様替えをする時
など、ちょっとした移動でもキャスターが付いているので引っ張るだけで動かせるのは便利です。
感想⑤:除湿機能は騒音が大きい
除湿機能の騒音は大きめです。
慣れると思いますが、敏感な方は気になるかも。
「KI-ND50」の除湿機能の騒音
運転風量 | 弱 | 中 | 強 |
---|---|---|---|
運転音(db) | 38db | 43db | 51db |
僕は基本的に弱で運転していて「38db」くらいです。
38dbは「ささやかな声」「図書館」くらいの騒音だとされています。
»参考:騒音値の基準と目安(日本騒音調査)
とはいえ我慢できないほどではないので、そこまで気にする必要はないのかなと思います。
気になる方は家電量販店などで実機確認をしてみるのがいいでしょう。
除加湿空気清浄機「KI-ND50」は部屋の空気問題を全て解決してくれる
ここまでシャープ「KI-ND50」のレビューをしてきましたが、結論としては1台で「除湿・加湿・空気清浄」を全て管理してくれる万能空気清浄機です。
まだ半年の使用なのですが、現状はかなり満足できています。
「KI-ND50」のまとめ
- 部屋のカビ問題を解決してくれる
- プラズマクラスターで部屋の臭いを除去
- 見た目もスタイリッシュでインテリアになる
- キャスター付きで移動も簡単
- 除湿・加湿・空気清浄を1台で管
今まで抱えていた空気問題を全て解決してくれたので、僕のように「部屋や物にカビが生える」「部屋の臭いが気になる」という方におすすめしたい空気清浄機です。
デメリットの少ないレビューでしたが、引き続き「KI-ND50」を使っていく上でデメリットが見えてきたら追記していこうと思います。
それではここまで。