- 「FileZilla」って何?
- 「FileZilla」のインストール方法が知りたい
- 「FileZiila」の基本的な使い方が知りたい
- 「FileZiila」のおすすめの設定が知りたい!!
こんな方向けの記事になります。
「FileZilla」のインストール方法から基本的な使い方までを解説していきます。記事の後半では「FileZilla」のおすすめの設定方法を解説していきます。
「FileZilla」とは
僕はWEB制作会社で働いていた経験があり、実務で培った便利な使い方なども知っておりますので、本記事を通して情報を提供できればと思います。
それではいきましょう。
「FileZilla」のインストール方法
インストールの手順は下記の通りです。
- 手順①:「FileZilla」をダウンロード
- 手順②:「FileZilla」を解凍する
- 手順③:「FileZilla」をインストールする
上記の流れで、ご自身のパソコンに「FileZilla」をインストールしていきます。
手順①:「FileZilla」をダウンロード
下記のリンクから「FileZilla」のファイルをダウンロードしましょう。
- Macの方:「FileZilla」Mac版
- Windowsの方:「FileZilla」Windows版
Mac版とWindows版がありますので、間違えないように注意しましょう。
手順②:「FileZilla」を解凍する
ダウンロードしますと、上の画像のように「bz2」のような圧縮ファイルがダウンロードされていると思いますので回答しましょう。
手順③:「FileZilla」をインストールする
解凍後は上の画像のように「FileZilla」のアプリケーションが出てくると思いますので、手順に沿ってインストールしましょう。ポチポチしていけばインストールできますので、ここでは解説しないです。
以上にで「FileZilla」のインストールは完了になります。
次からは「FileZilla」の基本的な使い方を解説していきます。
「FileZilla」の基本的な使い方
基本的な使い方の流れは下記の通りです。
- 流れ①:サイトを登録する
- 流れ②:ファイルをダウンロードorアップロードする
割とシンプルです。
順番に解説していきます。
流れ①:サイトを登録する
「FileZilla」を起動しましたら、左上のアイコンをクリックします。
クリックしますと「サイトマネージャー」の画面が開きます。
【新しいサイト】をクリック
サイトマネージャーを開いたら【新しいサイト】をクリックして、自分のサイトを登録していきます。
サイトのFTP情報を入力する
【新しいサイト】をクリックしたら右上の項目にサイトのFTP情報を入力していきます。左ウィンドウの項目は自分のサイトの分かりやすい名前に変更しておきましょう。
レンタルサーバーの方はサーバ契約時のメールなどにFTPの情報が書いてあると思います。FTP情報が謎な方向けに有名なレンタルサーバーのFTP情報の確認方法を下記にまとめておくので確認してみてください。
- ミックスホスト:FTPソフトの設定方法
- エックスサーバー:FTP情報ヘルプ
- ロリポップ:FTP情報の確認方法
各サーバーの方は上記から確認してみてください。上記以外の方は「サーバー名 FTP情報 確認」などで検索すると見つかると思います。
接続できたらサイト登録は完了です
FTP情報を入力して【接続】をクリックして、右側に画像のようなファイルの一覧が表示されれば接続完了です。接続ができない方はFTPの情報が間違えていると思いますので確認して、もう一度接続してみましょう。
流れ②:ファイルをダウンロードorアップロードする
サイトに接続できましたら、後はドラッグ&ドロップでファイルをダウンロードしたりアップロードする事ができます。
PC側にはダウンロードさせる場所のフォルダを開いておき、そこにドラッグ&ドロップしてファイルをダウンロードします。記事の後半でおすすめの設定方法を解説していますので、そちらを参考にすれば効率的に「FileZilla」を使えるようになりますので参考にしてみてください。
WordPressのテーマは【wp-content】の中にあります
初めてFTPを使う方はサーバー無いの構造って謎ですよね。
WordPressを使用している方はWordPressテーマを編集する方が多いと思うので、WordPressテーマの場所を解説しておきます。
WordPressを使用している方は、上記の通りに辿っていけばWordPressテーマに辿り着けると思います。
注意点:サーバー側のファイルは復旧不可能です
サーバー側のファイルを削除すると復旧は不可能になりますので、必ずPC側にバックアップををとってから削除するようにしましょう。
もし誤って削除してしまった方は、もしかしたらレンタルサーバー側で自動バックアップがされている場合がありますので確認してみましょう。バックアップがない場合は「オワコン」です。(笑)
ファイルの取り扱いには気をつけましょう。
「FileZilla」のおすすめの設定方法
最後に僕の個人的におすすめの「FileZilla」の設定を紹介していきます。
設定内容
「FileZilla」の同期ブラウジングという機能を使って効率化していきます。実際に現場で使用していた方法なので、有益だと思います。
設定の手順
- 手順①:サイトのフォルダを作る
- 手順②:「デフォルトのローカルディレクトリ」を指定
- 手順③:ドメイン直下の「リモートサイト」のパスをコピー
- 手順④:「デフォルトのリモートディレクトリ」にペースト
- 手順⑤:「同期ブラウジングを使用する」にチェック
細く書いているので大変そうに見えますが簡単です。
順番に解説していきます。
手順①:サイトのフォルダを作る
まずはファイルのダウンロード先のフォルダを作成します。今回は分かりやすいくデスクトップにサイト名のフォルダを作成しました。任意の管理しやすい場所に作成しましょう。
手順②:「デフォルトのローカルディレクトリ」を指定
サイトマネージャーを開いて、サイトの【詳細】のタブの「デフォルトのローカルディレクトリ」に先ほど作成したフォルダを指定します。
手順③:ドメイン直下の「リモートサイト」のパスをコピー
サーバー側のドメイン直下のパスをコピーします。
ドメイン直下とはドメイン名のディレクトリの一番はじめのペ階層の事です。
上の画像ですと、tatuking.comというドメインを使用しているので、そこがドメイン直下になります。public_htmlなどのディレクトリの中にあったりしますので探してみましょう。
手順④:「デフォルトのリモートディレクトリ」にペースト
先ほどコピーしたドメイン直下のパスを「デフォルトのリモートディレクトリ」にペーストします。
手順⑤:「同期ブラウジングを使用する」にチェック
最後に「同期ブラウジングを使用する」にチェックをして設定完了です。
自動でディレクトリをローカルに作成してくれる
設定が完了してFTPでサーバー側のディレクトリをクリックした時に上の画像のように「同期ブラウジング」の確認画面が出るようになります。
ここで「ディレクトリを作成して移動」にチェックをして進むと、ローカル側のフォルダに自動的にクリックしたディレクトリを作成してくれます。こうする事でどこの階層に何のファイルがあったかを忘れずに管理できるので便利です。
ローカル環境のフォルダと連動しているので、サーバー側と同じ構造でファイルが管理できるという感じです。
僕個人の設定方法なので、良いと思った方は設定してみて下さい。
それではここまで。