未経験のWEBライターだけど、どうやって案件を受注すればいいのかわからない・・・。受注方法やポイントなど初心者向けに教えてほしい!
このような方向けの記事になります。
未経験のWEBライターで最初の目標に「案件獲得」を掲げると思いますが、具体的にどうやって案件を受注するのかわからず停滞している方は多いはず。
そこで本記事ではWEBライターの経験のある僕が「WEBライターが案件獲得する方法」を徹底解説していきます。
もくじ
WEBライターでの案件経験ゼロから案件獲得を狙える内容となっています。
現在WEBライターを目指していて、これから案件を受注したいと考えている方は参考にしてみてください。
駆け出しWEBライターが案件獲得するまでのイメージ
まずは駆け出しのWEBライターが案件獲得するまでの全体イメージを解説します。
案件を獲得するまでの流れは、ある程度の目安となる段階が決まっているので、自分が今どの段階にいるか把握していきましょう。
段階別のイメージとしては下記の通りです。
- ①WEBライティングの基礎学習
→参考:未経験からWEBライターを目指す効率的な独学勉強方法 - ②ポートフォリオとしてブログを作成
→参考:WEBライター必須!ポートフォリオの作り方を徹底解説 - ③案件獲得
→本記事の内容
基礎的なWEBライティングを学習後にポートフォリオを作成し、それを使って案件獲得をしていくイメージです。
既にポートフォリオまで完成している方は案件を受注する準備ができているので、このまま読み進めてみてください。
WEBライター案件の収益目安と具体例
最初にWEBライター案件の「収益の目安」と「具体例」をサクッと解説します。
WEBライターの収益目安
1案件の収益目安を解説します。
WEBライターの収益は1文字あたりの「文字単価」によって決まります。
下記に2,000文字の案件の場合の収益目安を表にしたので参考にどうぞ。
1案件の収益目安表
文字数 | 文字単価 | 収益 |
---|---|---|
2,000文字 | 0.5円 | 1,000円 |
0.7円 | 1,400円 | |
1円 | 2,000円 | |
1.2円 | 2,400円 | |
1.5円 | 3,000円 | |
2円 | 4,000円 | |
3円 | 6,000円 | |
4円 | 8,000円 | |
5円 | 10,000円 |
文字単価が上がるごとに収益も上がるのがわかるかと思います。
なので副業で月5万ほど稼ぐなら、2,000文字の案件を25記事執筆すれば達成可能。2,000文字なら2時間くらいで執筆できるので、現実的に月5万を狙えるかと思います。
実績が積み重なると文字単価も上げていけるので、2円以上で受注できるようになれば半分の労力で月5万稼ぐことも可能です。
案件の具体例
上の画像は実際の案件です。
「クラウドワークス」で調べました。
こんな感じでWEBライターの収益は把握がしやすいので、目標の金額に対する必要な案件数を計算しやすいです。
文字単価を上げていくことで、どんどん収益が上がっていくので頑張っていきましょう。
それでは次の章から「案件獲得の方法」を解説していきます。
WEBライターが案件獲得する3つの方法
それではWEBライターが案件獲得する方法を解説していきます。
案件を受注する方法は主に下記の通り。
- 方法①:クラウドソーシング
- 方法②:メディアから直接応募
- 方法③:編プロに所属
順番に詳しく解説します。
方法①:クラウドソーシング
初心者ライターが最も受注しやすい方法です。
クラウドソーシングを利用してWEBライターの案件を受注します。
WEBライターに最適なクラウドソーシングは下記の通りです。
大手クラウドワークスは案件数が豊富なので、登録必須かと。
あとBizseekは案件数は少ないですが、ライバルが少ないので受注確率が高いと思います。
実際に見るとわかりますが、ライティング案件は結構多めです。
応募者数もそこまで多くないので、初心者の方でも受注しやすい環境だと思います。
クラウドソーシングの登録は無料なので、まずはどんな案件があるのか実際にみてみるのがいいでしょう。
方法②:メディアから直接応募
次にメディアから直接応募する方法です。
クラウドソーシングとは違い、直接契約できるのが特徴。
「ライター募集」のあるメディアから応募可能
上の画像のように規模の大きいメディアは下の方に「ライター募集」などと記載している場合があります。
直接契約なので、手数料がかかるクラウドソーシングよりも稼げる場合が多いので「ライター募集」を見かけたら応募してみてもいいかもですよね。
とはいえ、少し難易度が高めなので初心者の方はクラウドソーシングでレベル上げをしてから挑戦するのがおすすめです。
方法③:編集プロダクションに所属
次に編プロに所属する方法です。
「編集プロダクションって何だ?」という方も多いと思うので、下記の引用を参考にしてみてください。
編集プロダクションは、出版社や広告代理店などから書籍、雑誌等の編集実務を委託されるマスコミ関連企業。編プロと略称される。
「ウィキペディア」から引用
通称「編プロ」です。
編プロが案件をもってきて、所属してるライターがゴリゴリ執筆するイメージ。
WEBライターは営業が不要になるので、黙々と執筆作業をできるのが特徴です。
「編集プロダクション 求人」などで検索すると沢山でてくるので、興味のある方は調べてみてください。
朗報:学びながら編プロ所属を狙えるWEB講座があります。
「ライティングハックス」という編プロが運営しているWEBライティング講座です。
編プロレベルのWEBライティングが学べて、優秀な受講生はそのまま編プロに所属できる可能性があるので、高みを目指したい方は受講してみるのはありかと思います。
詳細は公式サイトに記載されているので興味のある方はどうぞ。
»ライティングハックスの公式サイトはこちら
WEBライターが案件獲得する全手順【初心者向け】
ここからはWEBライターが案件を受注する手順を初心者向けに解説します。
具体的な手順は下記の通りです。
- 手順①:クラウドソーシングに登録
- 手順②:案件を探す
- 手順③:案件内容を確認する
- 手順④:案件に応募する
- 手順⑤:記事を作成する
- 手順⑥:記事を納品して報酬をもらう
順番に詳しく解説します。
手順①:クラウドソーシングに登録
まずはクラウドソーシングに登録しましょう。
先ほどの案件獲得の解説通りで、1番案件を受注しやすい方法となっています。
WEBライター向けのクラウドソーシングは下記の通り。
この中でも案件数が多い「クラウドワークス」を使って解説していきます。
クラウドワークスの登録が完了したら次に進みましょう。
手順②:案件を探す
案件を探していきます。
上の画像を参考に案件を探してみてください。
クラウドワークスでのWEBライティングの案件は下記のように探します。
- ①【仕事を探す】をクリック
- ②【ライティング・記事作成】
- ③【オウンドメディア・ブログ記事作成】or【記事・WEBコンテンツ作成】
上記の順番で操作することでWEBライター向けの案件を探せます。
【オウンドメディア・ブログ記事作成】と【記事・WEBコンテンツ作成】はどちらも記事作成の案件なので、どちらもチェックするのがコツです。
WEBライターの案件は大量
実際に見るとわかりますが、WEBライティング関連の案件は豊富です。
この記事の執筆時点で1,228件の案件があります。
こんだけ案件があれば未経験でも問題なく受注していけそうです。
手順③:案件内容を確認する
案件を開くと上画像のように確認できます。
良さげな案件があったら詳細を確認してみましょう。
主に確認すべき項目は下記の通り。
- 文字単価
- 文字数
- 記事数
- ジャンル
- 納期
- 納品方法
- 応募資格
上記は必ず確認しましょう。
納期は3日くらいあれば結構余裕かなと。
3,000文字を3日なら、1日1,000文字の執筆なので初心者の方でもかなり余裕があります。
納品方法も重要。
WordPressでの入稿だと、執筆以外にも時間がかかるので考慮して判断しましょう。
最後に応募資格を確認してみて、問題なさそうでした【応募画面へ】をクリック。
手順④:案件に応募する
応募内容を入力していきます。
一例になりますが、上の画像のように入力していけば問題なしです。
案件に提示されていた金額を入力。
【完了予定日】
応募日 + 納期日を入力。
具体的な納期は契約成立後に決めるので問題なしです。
【応募有効期間】
1週間くらいでいいかなと。
信頼できるクライアントなら1週間以内に返答がくるかと思います。
最後にメッセージ欄に提案文を入力しましょう。
初心者の方はここが1番難易度高く思えるかもですが、簡潔に入力すればOKです。
提案分のテンプレ
依頼内容を拝見し、ぜひとも貴メディアのお手伝いをさせていただきたく応募いたしました。
以下に私のプロフィールを記載いたします。
お忙しいところ誠に恐れ入りますが、ぜひご一読のほどよろしくお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■自己紹介・経歴
名前:
年齢:
経歴:
■業務可能範囲
・キーワード選定
・記事構成
・SEO意識したライティング
・WordPressでの記事装飾
■執筆可能ジャンル
・IT関連全般
・金融
・アニメ/漫画
■実績・ポートフォリオ
・ポートフォリオ
→https://tatuking.com
(実績ができたらこちらに追記していく)
■対応可能時間
・月〜金曜日:18時〜24時
・土日祝日:9時〜18時
上記内容をご覧いただき、もしご興味をお持ちいただけましたら、メッセージにてご連絡いただけますと幸いです。
上記にテンプレを用意したのでどうぞ。
実際の使用していたテンプレです。
こちらに肉付けして、自由に使ってください。
手順⑤:記事を作成する
受注後は記事を作成します。
クライアントの指示通りに作業していきましょう。
案件によって変わりますが、基本的に下記のようなことを指示されます。
- 納期
- 執筆ルール
- 必要文字数
など、受注後に具体的な案内があるかと。
クライアントによってはWEBライター用のマニュアルが用意されていることもありますので、そちらに従えばOKです。
不明な点がある場合は、この時点で聞いておきましょう。
手順⑥:記事を納品して報酬をもらう
最後に記事を納品して完了です。
納品方法も指示されていると思うので、その通りに納品しましょう。
報酬はクラウドワークスから支給されるので、未払いなどの心配は不要です。
クラウドソーシングを使うことで報酬未払いのリスクなどを軽減できるので、初心者の方も安心して利用できます。
以上がWEBライターの案件獲得の全手順です。
未経験のWEBライターが案件獲得するための7つのポイント
次に未経験のWEBライターが案件を獲得するためのポイントを解説します。
ポイントは下記の通りです。
- ポイント①:まずは案件を調査する
- ポイント②:文字単価は気にしすぎない
- ポイント③:ポートフォリオを作り込む
- ポイント④:書きやすいジャンルに応募する
- ポイント⑤:新着案件は優先的に応募
- ポイント⑥:プロフィールを充実させる
- ポイント⑦:根気強く応募する
順番に解説していきます。
ポイント①:まずは案件を調査する
先に案件調査をするのがポイント。
まずは敵を知ることで、自分に足りないことが見えてきます。
調査する内容としては下記の通り。
- 何文字くらいの案件が多いのか
- 納期はどのくらいが多いのか
- どんなジャンルが人気なのか
自分の能力が満たされているか確認してみましょう。
3,000文字以上の案件が多ければ、その文字量を書けるように特訓する必要があります。
また、どんなジャンルの案件が多いのかを調べることで、需要のあるジャンルを事前に勉強することも可能です。
こんな感じで事前に「クラウドワークス」などで案件調査しておくことで、効率的に案件獲得の準備ができます。
ポイント②:文字単価は気にしすぎない
初案件は文字単価を意識しすぎないこと。
文字単価が高いほど、実績のあるライターが応募しているので難易度高いです。
文字単価2円以上で依頼するクライアントも実績のあるライターを求めていることが多いので、未経験の方の採用率は低め。
1円以下の案件は初心者の方の応募が多いので、採用率は上がります。
実績の少ないうちは文字単価は低くなりがちですが、少しづつ上げていけるので初案件は文字単価を気にせず、書けそうな案件にはどんどん応募していきましょう。
ポイント③:ポートフォリオを作り込む
ポートフォリを作り込みましょう。
未経験を採用する判断材料はポートフォリオが8割です。
主に下記の意識してポートフォリオを見直してみてください。
- 10記事以上を投稿する
- 文字数は2,000文字以上
- 見た目も見やすく整える
その案件に対応できる執筆経験と執筆可能な文字数が書けるかが判断材料になる場合があるので、対策が必要。
サイト全体の見やすくすることで、ポートフォリオ自体の信頼度も上がるので準備しておきましょう。
ポートフォリオに関しての解説は下記の記事でも詳しく解説しているのでどうぞ。
ポイント④:書きやすいジャンルに応募する
書きやすいジャンルに応募しましょう。
難しいジャンルですと、調査時間も必要になるので初心者には難易度高めです。
ここでいう「書きやすい」とは下記のようなジャンル。
- 得意ジャンル
- 興味のあるジャンル
- 勉強中のジャンル
既に知識のあるジャンルや興味のあるジャンルですと書きやすいかなと思います。
僕も全く興味がなく知識のない案件を対応したことがあり、通常の倍くらい時間がかかってしまった経験があります。
ポイント⑤:新着案件は優先的に応募
新着案件は優先的に応募しましょう。
掲載が新しいほど、応募者も少なく採用率があがります。
先着順で決まることもある
応募者も少なく、先着順の案件などもあるので新着案件は旨味が多いです。
案件は毎日更新されるので、下記のように表示順を「新着」にしてチェックしましょう。
クラウドワークスの画面ですが、他サイトでも新着表示できるので確認してみてください。
ポイント⑥:プロフィールを充実させる
プロフィールを充実されるのもポイントです。
クラウドソーシングにはプロフィールページがあるので、しっかり入力しておきましょう。
クラウドワークスを例にする主に下記の項目は埋めておくべきかなと。
- プロフィール本文
- 職種・スキル
- ポートフォリオ・経歴
「何を書けばいいかわらかないよ・・・」という方でも解決策があるので問題なしです。
解決策:優秀な方のプロフィールを参考にしよう
クラウドワークスの場合は上の画像のように「クラウドワーカーを探す」という項目があるので、こちらから評価の高いライターを探せます。
反対に検索されることもありえますので、プロフィールページは最初のうちにしっかり作成しておくのがいいかと。
ポイント⑦:根気強く応募する
最後のポイントです。
根気強く応募していきましょう。
しっかり対策をしても、採用されないことは結構あります。
慎重な性格なので万全の準備をして挑んだのですが、結構時間がかかりました。
案件にも相性があるので、初案件はしぶとく応募して勝ち取りましょう。
初心者WEBライターが案件に挑戦する際の2つの注意点
最後にWEBライター初心者の方が案件に挑戦する際の注意点を解説します。
注意点としては下記の通りです。
- 注意点①:責任を持ち案件対応する
- 注意点②:100%の完成度を目指す
順番にサクッと解説します。
注意点①:責任を持ち案件対応する
責任を持って案件に対応しましょう。
案件受注した以上「プロのWEBライター」です。
主に遵守すべき項目は下記の通り。
- 納期は必ず守る
- 執筆ルールを常に意識する
- 連絡は「即レス」
納期に関しては、納期日よりも早く納品できるようにするといいかと。早く納品するだけで、評価は上がります。
最後に連絡は基本的に「即レス」です。
即レスすることで好感度も上がるので、1時間以内に返答できるよう意識しましょう。
注意点②:100%の完成度を目指す
完成度は100%を目指しましょう。
作成した記事1つ1つが今後のWEBライター人生の糧になっていきます。
具体的な理由としては下記の通り。
- 作成した記事は世界中に公開される
- クラウドソーシングの評価に繋がる
- WEBライターとして成長できる
作成した記事は実際に世界中に公開される記事です。
その記事が検索上位に表示されることで、実績に繋がります。
またクラウドソーシングには評価機能があるので、こちらも高評価をもらうことで受注確率が上がるので高品質の記事を作ることは重要です。
このように100%を目指すことで、能力と実績が積み重なりWEBライターとして成長していけるかと思います。
まとめ:初案件を突破して文字単価を上げていこう!
以上でWEBライターの案件の獲得方法の解説は終わりです。
初案件を突破してどんどん文字単価を上げて稼いでいきましょう。
最後に案件獲得の流れをおさらいしておきます。
案件獲得の手順のおさらい
- 手順①:クラウドソーシングに登録
- 手順②:案件を探す
- 手順③:案件内容を確認する
- 手順④:案件に応募する
- 手順⑤:記事を作成する
- 手順⑥:記事を納品して報酬をもらう
案件獲得の手順はかなりシンプルですね。
不安があると思いますが、みんな乗り越えておりますので頑張っていきましょう。
それではここまで。