派遣社員で働こうと思ってるけど、正社員との違いって何なんだろう?実際に派遣社員で働いている人の話が聞きたい!
このような方向けの記事になります。
就職活動をする上で「派遣社員でもいいんじゃね?」と考える方は多いと思いますが、派遣と正社員どっちで働こうかで悩みますよね。
そこで本記事では実際に派遣社員として働いている僕が「派遣と正社員」の違いを解説していきます。
もくじ
僕は正社員で2年、派遣社員で半年の勤務経験がありますので実際に働いて感じた違いを解説していければと思います。
現在、派遣と正社員で迷っている方は参考にしてみてください。
働いてわかった派遣と正社員の5つの違い【体験談】
僕が半年間、派遣社員として働いてみて感じた正社員との違いを解説していきます。
主な違いは下記の通り。
- 違い①:働ける年数
- 違い②:給与などの制度
- 違い③:職場の変えやすさ
- 違い④:業務内容
- 違い⑤:仕事関係の相談場所
順番に解説します。
違い①:働ける年数
働ける年数が変わります。
派遣には働ける期間に制限があり、注意が必要。
具体的な勤務可能年数の違いは下記の通り。
- 派遣:最長3年間
- 正社員:年数の制限はない
派遣は同じ職場で働ける上限が3年となります。
なので派遣の場合は3年働いたら別の職場に移動する必要があります。
派遣から正社員登用の可能性もあり
会社によっては派遣社員を直接雇用することもあるので、3年以上働きたいという方は派遣会社に相談してみてもいいかもしれません。
また、派遣から正社員を目指したいという方は「紹介予定派遣」で将来的に正社員になれる求人もあるので検討してみてもいいでしょう。
違い②:給与などの制度
給与なども全く違います。
派遣は正社員と違って給与は一定です。
給与制度の違いをまとめると下記の通り。
- 派遣:毎月給与は一定
- 正社員:ボーナス・昇給・減給などある
派遣は時給で定められている場合が多く、時給1,750円ならそのまま変わることなく一定のまま。
一方で正社員の場合は、ボーナスや毎年の昇給・減給など給与が上がる可能性が高いのが特徴です。
とはいえ派遣は時給が高いです。僕の場合は手取りで25万ほどもらえることが多いので、20代の方は給与は多く感じると思います。
違い③:職場の変えやすさ
職場の変えやすさも結構違います。
派遣は職場が合わない場合の退職の比較的簡単。
下記でまとめましたが、派遣は少し特殊です。
- 派遣:3ヶ月更新なので退職しやすい
- 正社員:退職手続きなどが必要
派遣は3ヶ月更新なので、その都度「更新するか・しないか」を決めることができます。
正社員の場合は、上司に退職の意思を告げて人事と面談してなど退職まで数ヶ月かかることもありますよね。
正社員は退職するのが面倒でダラダラと働いてしまうことがありますが、派遣社員は3ヶ月毎に更新手続きがありますので職場の変えやすさでは有利です。
違い④:業務内容
次に業務内容の違い。
個人的に全然違うなと感じています。
業務の違いをまとめると下記の通り。
- 派遣:ルーティンワーク
- 正社員:責任のある業務全般
今まで正社員で働いていた時は割と責任のある業務全般を担当していて、毎日の疲労が激しかったのですが派遣は逆です。
僕は昼間の仕事の後にWEB制作やブログなどの副業に取り組んでいるので、精神的疲労が少ないのは助かってます。
バリバリ仕事して達成感などを求める方は派遣の業務は退屈なのかなと思いますので注意が必要。
違い⑤:仕事関係の相談場所
最後に仕事関係の相談場所です。
派遣社員になって一番驚いた違いですね。
下記のように派遣の場合は相談先が違います。
- 派遣:派遣会社
- 正社員:職場の上司、人事など
正社員の場合は会社に直接雇われているので、有給を使う時などは上司などに連絡するのが基本ですよね。
もちろん職場先には伝えますが、仕事関係の手続きや相談は派遣会社なんですよね。なので定期的に派遣会社の担当者から「仕事は順調ですか?」などの連絡がくることがあります。
待遇面で派遣と正社員の差はないと思う理由【派遣目線で解説】
派遣社員と正社員の違いを解説してきましたが、待遇面ではそんなに差はないなと感じてます。
理由としては下記の通り。
- 理由①:休暇や有給がある
- 理由②:残業代が100%支給される
- 理由③:副業も問題なくできる
基本的に正社員と同じでした。順番に解説します。
理由①:休暇や有給がある
休暇や有給はしっかりあります。
正社員と同じように有給を使うことも可能。
有給のシステムは派遣会社によって異なると思いますが、僕が現在利用しているテンプスタッフでは上記のように有給が’付与されてます。今後は1年毎に付与されていくようなので、正社員と変わらないなと感じました。
休暇も正社員と同じようにカレンダー通りの休みをもらってるので、全く不満はないです。
派遣の有給については下記の記事で詳しく書いていますので、興味のある方はどうぞ。
理由②:残業代が100%支給される
残業代は100%支給されます。
ここはもしかしたら正社員よりも高待遇かも。
残業代のシステムも派遣会社によって変わると思いますが、しっかり残業代がもらえるのでホワイトです。
正社員の時は固定残業などで給与に含まれてることが多かったので、残業した分お金が発生するのはモチベが上がります。
なので残業が多かった月などは給与が多かったりするので、シンプルに嬉しいです。
理由③:副業も問題なくできる
副業も問題なく可能。
とはいえ、副業は派遣会社に異なります。
副業可能な派遣会社は下記の通り。
最近は副業の時代ですので、正社員でも副業してる方は多いですよね。
正社員でできることは、派遣社員でもできる時代になってきているので待遇面での差はなくなりつつあるのかなと感じでいます。
多様性の時代!自分に合った働き方を選ぼう【派遣でも正社員でもOK】
ここまで派遣社員と正社員の違いを解説してきましたが、そこまで派遣社員のデメリットは少ないのかなと感じてます。
多様性の時代なので、違いを理解した上で自分にあった働き方を選択するのがいいのかなと。
派遣と正社員の違いまとめ
- 派遣が同じ職場で働けるのは最長3年
- 派遣の給与は昇給などなく一定
- 派遣は3ヶ月更新なので職場を変えやすい
- 派遣はルーティンワークが多め
- 職場関係の相談先は基本的に派遣会社
- 休日/残業代/副業などの待遇面は正社員と差はない
派遣の良いところもあれば、正社員の良いところもあると思うので性格に合った働き方を選びましょう。
僕も今は副業に夢中なので、しばらくは派遣社員で働いていこうと思ってます。なので働いていく上で新たな発見がありましたら追記していきますね。
それではここまで。