
WordPressを使うのにおすすめのサーバーが知りたい。だけど、数が沢山あって選べない・・・。初心者に分かりやすく教えて!!!
こんな方向けにWordPressに最適なレンタルサーバーを解説していきます。
WordPressやる上でサーバーは必須となるのですが、安さばかりを追求しすぎると後々不便に感じたりサイトスピードが遅くて、サイト品質低下に繋がったりしますのでWordPressサイトを運営するなら速度速いサーバーを選ぶ必要があります。
本記事で紹介するレンタルサーバーはどれも速度もセキュリティもしっかりしていますので、最終的にはご自身の好みで決めて頂ければと思います。
WordPressに適したレンタルサーバー3選
どれも人気のサーバーとなっており、ネット上に情報も多いので安心して使っていけると思います。
本記事では各サーバーのポイントと記事の後半では各3社を比較していこうと思います。WordPress用のサーバーを探している方は本記事を参考にして、自分にあったサーバーを見つけましょう。
それではいきます。
①:ミックスホスト (mixhost)のポイント
個人的にコスパNo.1だと思っているサーバーです。
5つの料金プラン
3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | |
---|---|---|---|
スタンダード | 1,380円/月 | 1,180円/月 | 980円/月 |
プレミアム | 2,780円/月 | 2,380円/月 | 1,980円/月 |
ビジネス | 5,580円/月 | 4,780円/月 | 3,980円/月 |
ビジネスプラス | 11,180円/月 | 9,580円/月 | 7,980円/月 |
エンタープライズ | 22,380円/月 | 19,180円/月 | 15,980円/月 |
ミックスホストは5つの料金プランが用意されていて、サイト規模に合わせてスペックを選ぶことができます。
まずはスタンダードプランで問題なし
個人のサイトや中規模のサイトの場合は一番安い「スタンダードプラン」で十分すぎです。
ミックスホストはサーバーの容量が足りなくなってきたら、いつでもアップグレードする事ができますので、まずは「スタンダードプラン」で契約して、徐々にアップグレードしていくというのが一番コスパの良い契約方法だと思います。
※ダウングレードはできないので、最初から高い料金プランで契約するのはナンセンス
LiteSpeedWebサーバーで高速稼働
表示速度をより高速化する為に、mixhostでは日本で初めてLiteSpeed Webサーバーを採用しました。
さらにmixhostは日本で唯一のLiteSpeed公式パートナーです。
LiteSpeed Webサーバーは、一般的に使用されるApacheと完全な互換性を持ち、Apacheよりも静的コンテンツは最大9倍高速、PHPは最大50%倍高速、SSLサイトは最大3倍高速な次世代のWebサーバーです。
Apacheよりも遥かに少ないリソースで動作する為、急なトラフィックの増加にも安定したWebサイトの表示をご提供できます。
HTTP/2への対応はもちろんの事、Googleが開発した次世代プロトコルのQUICにも日本で初めて対応し、SSLサイトをさらに高速化します。
ミックスホスト「サービスの特徴」から引用
ミックスホストはLiteSpeedWebサーバーを使用しており、高速でサイトを表示する事が可能です。
WordPressはデータベースに保存した情報をその都度表示するというシステムなので、サーバーの速度が命になりますのでミックスホストはWordPressを運営するのに最適化されています。
LiteSpeedWebサーバーの安定性は控えめに神ですね。このサイトもミックスホストを使っているのでが、常に高速で表示してくれるので安定感抜群です。
ミックスホストは2019年度の満足度No.1
3つの部門で満足度がNo.1となっています。
- アクセス処理速度の満足度No.1
- 表示スピードの満足度No.1
- アフィリエイター&ブロガーの満足度No.1
2019年の時点ですが、ミックスホストは「処理速度」「表示スピード」の満足度がNo.1となっています。
また、アフィリエイター&ブロガーからも満足度が高いという事で、沢山のサイトで紹介されておりますので情報も豊富ですので初心者の方で知識のない方でも設定方法で困る事はないと思います。
感想:ミックスホストは抜け目のないバランス型
サーバーに拘りがない方はとりあえず「ミックスホスト」にしておけば困る事はないです。
- スタンダード1年契約で月々980円
- LitespeedサーバーでWordPressが高速
- 情報が多く初心者向き
上記の通りで、月々1,000円以内で高性能のサーバーを使えるのが「ミックスホスト」の強みなので、なるべく費用を抑えたいという方は「ミックスホスト」はおすすめです。
余談:僕の愛用サーバー
少し余談なのですが、僕も「ミックスホスト」のスタンダードプランを4年ほど使っているのですが、今のところ不満なしです。3つのサイトを運営しているのですがスタンダードプランで全く問題なしです。
WordPressも比較的簡単にインストールできます。当ブログで初心者の方向けに「【簡単】ミックスホストでWordPressをインストールする全手順【5分で完了】」でWordPressのインストール方法を解説ているので参考にしてみてください。
②:エックスサーバー(Xserver)のポイント
初心者向けの使いやすいサーバーです。
3つの料金プラン
3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | |
---|---|---|---|
X10プラン | 1,200円×3ヶ月 (初期費用3000円) |
1,100円×6ヶ月 (初期費用3000円) |
1,000円×12ヶ月 (初期費用3000円) |
X20プラン | 2,400円×3ヶ月 (初期費用3000円) |
2,200円×6ヶ月 (初期費用3000円) |
2,000円×12ヶ月 (初期費用3000円) |
X30プラン | 4,800円×3ヶ月 (初期費用3000円) |
4,400円×6ヶ月 (初期費用3000円) |
4,000円×12ヶ月 (初期費用3000円) |
エックスサーバーでは3つの料金プランが用意されております。
こちらもX10プランで基本的には十分な機能です。エックスサーバーは初期費用が3,000円かかり一番安いプランでも1,200円なので比較的に高価なレンタルサーバーとなっております。
キャンペーンなどが実施されている時は初期費用が0年になっていたりしますので、契約するならそこが狙い目だと思います。
Xアクセラレータで高速表示が可能
サイト表示を高速化、静的ファイルの表示高速化とPHPプログラムの処理高速化により、ストレスのない高速なサイト表示を可能とします。大量アクセスでも安定、大量アクセスへの耐性強化により処理負荷を軽減。アクセス集中時にも安定したサイト表示を支えます。
エックスサーバー「XアクセラレータVer.2」から引用
エックスサーバーは「XアクセラレータVer.2」を採用しており、サーバーの高速化を実現しており、PHPなどで作られたプログラムを高速で表示する事ができます。
WordPressもPHPで作られていますので「Xアクセラレータ」の恩恵を受けて高速で表示する事が可能となっております。
エックスサーバーは国内シェアがNo.1
エックスサーバーはレンタルサーバー界では老舗になりますので、国内でのシェアがNo.1となっています。昔から運営しているという事もあり、安定したサービスを提供していくれます。
僕はブログの他にWEB制作の仕事をしているのですが、やはりエックスサーバーを利用しているクライアントが多いですし使いやすいサーバーだと思います。
料金は少し高めですが、みんなに愛されているサーバーなので払う価値はあると思います。
感想:管理画面が初心者に使いやすくておすすめ
WEB制作の仕事で使わせて頂く事が多いのですが、管理画面が比較的使いやすい印象があります。
初心者の方でも使いやすいレイアウトで、WEBなどのパソコン系の操作が苦手という方には「エックスサーバー」は使いやすくて良いと思います。
エックスサーバーも利用者が国内トップなので、ネット上に情報が溢れていますので分からない事は大体解決できるという面でも使いやすいですね。
③:コノハウィング(ConoHa WING)のポイント
最近人気のサーバーとなっています。
使った事はないのですが、お得なプランが用意されておりコスパが良いです。
シンプルな料金プランで分かりやすい
1ヶ月 | |
---|---|
ベーシック | 2円/時 (1ヶ月最大1,200円) |
スタンダード | 4円/時 (1ヶ月最大2,400円) |
プレミアム | 8円/時 (1ヶ月最大4,800円) |
3つの料金プランが用意されているのですが、月額制ではなくて時間制となっています。とはいえ、時間単位で契約する方はいないと思います。一番安いベーシックプランで月額1,200円から使う事ができます。
最近人気のレンタルサーバー
コノハウィングは最近できた新しいサービスなのですが、ジワジワと人気が出てきているレンタルーサーバーとなっています。
新しいサービスという事もあり、サポート体制に不安を感じる方もいるかもですが「コノハウィング」は大手GMOが運営しているので心配はいらないかなと思います。
有名なブロガーさん達も「コノハウィング」に乗り換えている事もあり、今後も人気になっていくと思われますので新しいモノ好きは「コノハウィング」を試してみても良いかもしれません\(^^)/
WINGパックが中々のコスパプラン
「コノハウィング」の一番の魅力はWINGパックというプランにあります。
3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | |
ベーシック | 1,100円/月 | 1,000円/月 | 810円/月 |
スタンダード | 2,300円/月 | 2,150円/月 | 1,950円/月 |
プレミアム | 4,600円/月 | 4,300円/月 | 3,900円/月 |
WINGパックは「サーバー+ドメイン」のセットプランになっています。ベーシックの12ヶ月プランですと月々810円で利用する事ができるので、安いですよね。何か裏があるんじゃないかと思いましたが、特に縛りとかは他のレンタルサーバーと同じでした。
新しいサービスという事でシンプルに価格を抑えて顧客を集めてるって感じだと思いますが、普通にお得なのでアリですね。
サーバーとドメインを一緒に管理したい方におすすめ!
コノハウィングは通常プランよりも「サーバー+ドメイン」のWINGパックが圧倒的にお得なので、ドメインも一緒に契約して一括して管理したいという方におすすめです。
今からドメインとサーバーを契約するなら「WINGプラン」で契約すると思います。僕の場合はドメインは「お名前.com」で全て管理してしているので乗り換えは難しそうです。
これからサーバーとドメインを契約して1からサイト運営をするという方にはWINGパックが最適解なのかなと思います。
ミックスホスト、エックスサーバー、コノハウィングの「料金」「機能」「特徴」を比較してみた
一番人気のベーシックなプランを元に3社の「料金」「機能」「特徴」を比較していきます。
料金:目的に合わせて選択しましょう
ミックスホスト (スタンダード) |
エックスサーバー (X10) |
コノハウィング (ベーシック) |
|
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 3000円 | 無料 |
1ヶ月 | なし | なし | 1ヶ月最大1,200円 |
3ヶ月 | 1,380円/月 | 1,200円/月 | 1ヶ月最大1,200円 |
6ヶ月 | 1,180円/月 | 1,100円/月 | 1ヶ月最大1,200円 |
12ヶ月 | 980円/月 | 1,000円/月 | 1ヶ月最大1,200円 |
初期費用3,000円がかかるエックスサーバーは一見コスパが悪そうに見えますが、キャンペーンなどを利用すればコスパが良いと思います。
下記で最適なプランを厳選しました
- 1,2ヶ月だけの短期で利用したい:コノハウィング
- 3〜6ヶ月の中期で契約したい:ミックスホスト
→キャンペーン中ならエックスサーバー - 12ヶ月毎に一気に契約したい:ミックスホスト
料金を重視する場合は上記のように、自分のスタイルに合わせて選んでいくのが良いかと思います。全体的にみて、やはりミックスホストが料金面では安いですね。
機能:機能面に差はなし
ミックスホスト (スタンダード) |
エックスサーバー (X10) |
コノハウィング (ベーシック) |
|
---|---|---|---|
無料バックアップ | あり | あり | あり |
無料SSL | あり | あり | あり |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
WordPress 簡単インストール |
あり | あり | あり |
アダルトサイト | ○ | × | × |
3社とも人気のサーバーとなっておりますので、機能面に関しては差はないですね。
機能に関しては「いたちごっこ」のような状況になっており、A社が新しい機能を追加したらB社、C社も同じような機能を追加していますので、どこのサーバーを選んでも機能面で不満を感じる事はないと思います。
特徴:突出した差はない
ミックスホスト (スタンダード) |
エックスサーバー (X10) |
コノハウィング (ベーシック) |
---|---|---|
表示スピード 満足度No.1 |
国内シェアNo.1 | WINGパックがお得 |
LiteSpeed Webサーバー |
大量アクセスにも強い 「nginx」採用 |
LiteSpeed LSAPIを採用 |
WordPress 専用キャッシュ |
安定的したサービス | 大手GMOが運営 |
機能面と同じなのですが、特徴面に関しても差はほとんどないのが現状です。逆にいえば、どこも選んでも失敗しないという事なので安心感はあります。
ミックスホストにはWordPressの専用キャッシュ機能があるので、少しWordPressに有利なのかなとは思いますが、スピードに関しましては「どんぐりの背比べ」だと思います。
結論:機能面などに差はないので、料金重視で選ぶのが良き
WordPressに人気のサーバーを比較してきましたが、機能や特徴にはほとんど差はないので、料金面で選ぶの良いかと思います。
下記に僕なりの料金面での選択肢を用意しましたので、参考にしてもらえればと思います。
上記のように選んでいくのが一番コスパが良いと思います。また上記の3者は定期的に割引キャンペーンなどを実施しておりますので、そこを利用して契約するとさらに安く契約できると思いますので、こまめにチェックしてみましょう。
それではまた。